2007年02月09日
パツンパツン革命5
熊本城の天守閣は静かであった、まるで暗闇が音を吸い込むがごとく。
長い間、この営みは続けられてきた。
外は三日月。
月明かりが、武者返しを照らしている。
普段と違うもの、それは最新鋭のパソコン数台といくつかの大きなアルミ製の箱が天守閣に鎮座している事だった。
ここ3日間、熊本城は閉鎖されていた。
築城400周年祭のフィナーレを迎えるにあたって、最終的な会場作りの為にである。
いよいよ明日が本番となり、会場は人々を待つだけとなっていた。
何台かあるパソコンの一つがメールの受信を知らせた。
天守閣にクリックの音が響く。
つづく
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