2007年02月08日
パツンパツン革命3
その一報が熊本市長の辛山(からやま)に入ったのは、間もなくしてからだった。
ホテル日興では、熊本駅周辺の再開発に関しての会議が終盤にさしかかっていた。
白い一枚のメモが、辛山の目の前に差し出された。
すかさず目を通したが、信じたくはなかった。
『熊本城炎上 詳細確認中』
知らず知らず、何とも言えない声が勝手に口から漏れていた。
予想意外に大きなその声は会議の進行を一瞬止めた。
隣席の委員の一人である婦人が声を掛けてきた。
「辛山市長、どうされたのですか?」
辛山は我に返り少し間を置いて言った。
「会議の途中ですが、退席させていただきます」
会場はざわついた。
それを鎮めるように辛山は言葉を続けた。
「今、熊本城が燃えています」
時間が止まった。
会場はまるで真空のようだった。
つづく
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コメント
うんうん、なるほど。
タイムリーだねぇ。
築城400年炎上・・・。
長期連載するなら、読者登録するよ!
タイムリーだねぇ。
築城400年炎上・・・。
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Posted by シャッターチャンス at 2007年02月08日 19:35

